ライフイベント:父親に積年の思いを滔々と泣きながら話す
言葉にできた、形にできたというのが、おれにとってはとても、とても意味のあることだった。
父親に対して、ここまで金をかけて育ててくれたことに対して感謝はしている。
でもその過程で積もった思い、
後悔ではない、
恨みでもない、
要望でもない、
でもただただ積もってきた思い。
父親は意図していなかったと考えられるオレが与えられてきた無力感。
父親の問い、その意図に答えられない自分を見つめ、結果下がってゆく自己肯定感。
そういう小中高の12年間で積み重なってきた経験が、今のオレを形作る材料になっていて、おれが父親と【自分の進路や価値観について話し合う】ことが非常に苦痛であることの理由になっている、ということを伝えた。
伝えることができた。
文字通り表に現すことができた。
自分の生にとって、大きなイベントをまた一つ成し、通り過ぎた気がする。
これはいわゆる【就職に関する親からの圧力】に分類される種類の会話から派生して、発生したライフイベント。最近ライフイベント起こりすぎ問題。
この出来事に対してどう考えていくのか、そして就職活動の方向性はどう考えていくのか。
明日以降の自分に期待する。
不格好でも気持ちを文章にできる自分を、
親しい人たちがいて、その人達が応援・期待してくれる自分を、
きっと明日の自分は認めて、糧にして将来を考えてくれるだろうから。